北九州市立大学同窓会

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総会

愛媛支部

H29年度愛媛支部総会 松山全日空ホテル 29年12月2日

 平成二十九年度の愛媛支部同窓会総会を本部から善会長にお越しいただき、十二月二日に松山市の松山全日空ホテルにて開催しました。出席者は十二名で、人数は前年より一名減でしたが、今回は初参加が二名で、そのおひとりは、2014年卒業の佐々木 充さんで、25歳にして愛媛県西条市の市会議員に 当選されたという前途有望な新人です。
 総会は、例年どおり 活動報告、2年ごとの支部役員の改選、会計報告、集合写真の撮影のあと懇親会にはいりました。1964年卒の大先輩から孫の世代まで、談論風発、お酒もすすみ、途中善会長の挨拶のあと、参加者ひとりひとりが近況報告をし、最後に校歌と 逍遥歌を合唱して宴を終わりました。
 そのあと、ホテルのラウンジにて2次会、また会員の中の善会長と同じ八幡出身でユースホステル研究会の先輩でもあるという1967卒の二宮先輩と私とで、来年で開店からなんと60周年をむかえるという、夫婦でやっていて日本で一番古いサントリーのジガバー「露口」へまいりました。そこで、カウンターで横に座っていた女性が、八幡浜から来ているじゃこ天屋の奥さんで、出身が北九州の八幡ということで盛り上がり、その息子さんが何と北九大のラクロス部のコーチをしているということで、善会長もさっそく名刺を渡し、四国松山での偶然の出会いに私もびっくりいたしました。
 さて、今年も総会の反省点としては、県内には700名近い卒業生がいるのですが、案内状の返事がかえってきたのは140数通で、そのうち9割が欠席という毎年のことながら厳しい現状があり、支部活動がうまくいっているとはとてもいえません。
 じつは、去年夏のオープンキャンパスがたまたま学生時代の仲間が集まる年に一度の会合の翌日だったので見にいき、愛媛県出身の学生に声をかけたり、愛媛銀行のなかで8名くらいいる卒業生に銀行OBの先輩から声をかけてもらったりと、私もなんとか支部活動の活発化をはかろうとはしているものの、なかなかうまくはいきません。特に問題なのは、愛媛県は東西に広く、その真ん中に松山がありますが、香川県よりの東予地区と高知県に近い南予地区では、距離がかなりあり、やはり泊りがけでの出席となると、逡巡してしまうかと思われます。かつては、総会も今治、西条、宇和町でも開催したことがあり、ここ数年は松山ですが、今年は他地区での開催も考えています。 
 評議会、総会でも課題になりましたが、どの支部も七十歳代半ばの方が、運営の中心でやっておられる現状では、高齢化と集まりの悪さで数年後には支部が立ち消え、ということになりかねません。「支部総会 メンバー見れば敬老会」という川柳を去年作りましたが、全国に48もある支部を若返らせる方途は、地道にやってくれる人を時間をかけてでも探すしかなさそうです。  以上まことに簡単ですが、愛媛支部の総会の報告をさせていただきました。

支部長 松田孝雄(S53・国文)

北友会会報第118号(平成30年7月15日発行)掲載