北九州市立大学同窓会

H23年度岡山県支部総会　23年8月28日　アークホテル岡山

　暑さを吹っ飛ばすべく、今年の支部総会も残暑厳しい猛暑日 に開催しました。
　東日本大震災発生で色々な行事が自粛ムードとなっている 中、今年の実行委員長　山本宏二君の発案で、総会を通じて微力 ではあるが「東日本大震災復興に役立てる」内容を盛り込んでの 開催となりました。
　総会の冒頭で被災者への黙祷に始まり、校歌斉唱では初めて の「ひびきの歌詞」を声高らかに歌い上げ、「北方」と「ひびきの」 は一つだとの一体感を皆が認識しました。
　総会後は、世界的に知名度が高い岡山県を本拠地として活動 されている「AMDA」の協力を得て、各国での災害支援活動の実 績と東日本大震災における活動の実態を、映像を駆逐しての特 別講演を聴く機会を得ました。
　改めて被災地の生々しい悲惨な状態・想像を絶する凄さを再 認識致しました。
　懇親会に入り、会員の奥様の特別出演による華麗な「詩舞」で 幕を開け、恒例のハワイアンバンド演奏とフラダンスでは、来賓 として本部より参加頂いた蜷川副会長、蔵園幹事をはじめ福山 支部の皆さんや支部会員の大半が、ビールの汗を吹きだしなが ら楽しく踊り合う様は同窓生の「絆」を強く感じました。
　今年は恒例のオークションを復興支援の一環としてチャリ テーを行い少しでも役立たせたいとの思いが皆様に通じ、出席 者の皆様達から多くの珍品・名品の提供がありました。
　競売人の弁舌さわやかな口車の競上げに乗り？高額での掛け声 入札が乱れ飛び、お蔭で例年の倍以上の売上げ額となりました。
　義援金とオークションの売上金総額10万円を、AMDAを通し て東日本大震災被災者へ寄付致しました。AMDAからも深甚な 謝意と共にAMDAの会報にも掲載されることになりました。
　幹事一同今年の総会で感じた事は、皆が被災地の方々へ「どげ んかせにゃいかん!!」という支援する精神を持つと共に、日本人 としての心の「絆」の強さと思いやりの心が失われていなかった んだと改めて感銘した意義ある一日でした。
　来年も更に多くの皆様に参加頂き一緒に楽しく過ごしましょ う!!
天羽紀夫（S38・商）