北九州市立大学同窓会
総会
岡山県支部
H27年度岡山県支部総会 H27年4月12日 津山国際ホテル
平成27年4月12日(日)、鶴山公園津山城郭の一角にある津山国際
ホテルにおいて田村允雄会長(S42・商)、奥村英行幹事長(S46・国
文)をはじめ近隣など9支部の支部長や役員19人の来賓をお迎えし
て総会並びに懇親会が盛大かつ和やかに開催されました。
津山城の築城は慶長8年(1603年)森忠政が美作全国18万6千
500石に封ぜられ入国した。天正10年(1582年)織田信長に従って
京都本能寺で憤死した蘭丸、坊丸、力丸の三兄弟は忠政の実兄で
ある。
鶴山城の桜を愛でながらオランダ料理のフルコースを堪能して
いただいた。今回の料理は森島中良が天明7年(1787年)に著した
「紅毛雑話」の中にある、阿蘭陀料理の記録から津山国際ホテル藤
枝進総料理長がコース仕立てに料理を選んだものです。蘭学者大
槻玄白が長崎遊学の際に食べた阿蘭陀料理を忠実に再現したもの
です。いわゆる出島料理とでもいうようなものでしょうか。オランダ
船が日本に寄港したのは1600年の大分県の臼杵であった。ちなみに
415年目に当る今年、タイムスリップした時空の中でオランダ料理を
食べながら当時の蘭学者達に思いを寄せながら北九州市立大学の
同窓生として「同窓の絆」をしっかりと結び、時の過ぎるのも忘れ賑
やかに楽しい歓談のひと時を過ごしました。本当に有意義な集いで
あったと心から感謝を申し上げます。
最後に全員で肩を組んで逍遙歌を声高らかに斉唱して総会・懇
親会を結んだ。
総会実行委員長 山田克惟(S43・米英)
北友会会報第112号(平成27年7月15日発行)掲載