北九州市立大学同窓会

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第14回商学研究会OB会

 「柿食へば 鐘が鳴るなり 法隆寺」の俳人・正岡子規 の故郷 道後温泉「大和屋本店」で毎年恒例の「商研OB 会」を10月27日に開催しました。
 商学研究会は昭和49年に廃部となりましたが今でも OB会員117人を有し、今回の案内状に対して何と約70% の返信があり、その内半数の40人余が参加され、商研の絆 の強さを改めて実感させて頂きました。
 又、今回奥様同行でお二人の方が初参加された事は今 後の継続に向けて明るい兆しを感じました。校歌斉唱に 始まった懇親会は、元気溢れる乾杯に引き続き、柿沼実行 委員長の発案で取りいれた「能舞台・千寿殿で【舞囃子】」 の鑑賞は、従来にない趣で参加者は優雅な気持ちに浸る 事が出来ました。
 各地区から持ち寄って頂いた名産品を「クイズ大会」の 賞品として難問?に挑戦して競い合い、残念賞には松山 名産のお菓子を提供。懇親会は瞬く間に終わりの時間を 迎え、参加者和気藹々の中で逍遙歌を声高らかに歌い、引 続いて同じホテル内での2次会会場でも昔日に思いを馳 せながら更なる懇親を深め合いました。
 別名「坊ちゃん湯」として有名な「道後温泉本館」は来年 から改修工事に入り入浴出来ないとの事、この絶好の機 会を逃さぬように大半の参加者は懇親会前に入浴を楽し んできていました。
 翌日からは各同期グループで1〜2泊の親睦旅行を楽し み来年の九州地区大会での再会を約して、散会しました。
 古希〜喜寿を迎える会員が多くを占める商研OB会は 不滅であり、年々若々しさがほとばしり何と和気藹々とし た会なのか。
 今回参加できなかった方も来年は万全に体調を整えて 頂き元気に再会できます事期待しています。
 「秋さびて 霜に落けり 柿一つ【漱石】」

天羽紀夫(S38・商)

北友会会報第115号(平成28年12月15日発行)掲載