北九州市立大学同窓会

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北九大テニス部大OB会

 硬式テニス部(以下テニス部)の初代OB主務は昭和50年頃に 誕生し、毎年8月に母校のテニスコートに集まることが恒例の 催しとなって今に引き継がれています。しかし、住まいが小倉か ら遠く離れてしまったり、時間が割けないなどの理由から、年齢 が高くなるにつれOB会への出席者が減る傾向にあります。
 そんな中、平成26年10月24日、テニス部OB79人に(20歳以上 の)現役6人を合わせた85人が、北は東京から南は鹿児島、そし てアメリカからも馳せ参じるという予想を超える我がテニス部 創部以来の大イベントが開催されました。
 午後1時、九州組とその他地方組に分かれた地区別対抗テニ ス大会を皮切りに合同OB会が始まりました。残念ながら母校の テニスコートではなく八幡西区北九州ハイツのコートとなりま した。地元九州組の12対6での圧勝とはいえ、昭和40年卒で最年 長の戸幡さんを筆頭に平成14年卒の黒木さんまで、卒業後もテ ニスを続けている人、久し振りにラケットを握る人、卒業後に大 いにテニスに目覚めた人など、テニスとの関わり方は様々でし たが、十二分にテニスを楽しむことが出来ました。
 夜、幹事の昭和56年卒古賀さんの司会進行により戸幡さんか ら幹事の方々に対し慰労と感謝の言葉や51年前のテニス事情な どを交えた挨拶の後、乾杯の発声と共に大宴会は開始されまし た。
 歓談、会食の中、同窓会からの祝電の紹介に続き、現役キャプ テンの岡嵜さんから自己紹介と北九大テニス部の近況報告があ りました。昔は4校総当りで競われた北九インカレが現在は福 岡県立大、下関市立大等を加えた8校のトーナメントになって いること、学業に重きを置いた活動になっていること、就活事情 により幹部の引退が早まっていることなど大らかな学生生活を 送った昭和世代のOBからはため息が聞こえることばかり、時の 移り変わりを感じさせられました。
 最後は、逍遙歌、校歌、万歳三唱と続き、帰宅する人も宿泊する 人も別れを惜しみながらの御開きとなりました。  今回、連絡先がわからずにお会いすることがかなわなかった 方もおられました。次回に備えOB諸氏の近況などを集約できる 体制が整うことを願う次第です。

小池邦彦(S52・法律)

北友会会報第112号(平成27年7月15日発行)掲載