北九州市立大学同窓会

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総会

千葉支部

2009年度千葉支部総会 2009年4月19日 千葉銀行文化プラザ
千葉支部総会へ、新たなる試み

 去る、4月19日千葉市の京葉銀行文化プラザにて第3回同窓会千葉支部総会が開催され、当日は本部より中川八重香本部副会長、村山事務局長の来臨を得、近隣支部を含む総勢50名の同窓生が集った。定例総会として粛々と活動報告、決算報告と次年度の活動計画、予算が審議され、加えて平木支部長(留任)を中心に新支部役員人事も承認された。引き続き懇親会に移り、プロの演奏をバックに2年ぶりの再会を祝す歓談の輪が幾重にも広がり、楽器演奏の余興、初めて 参加した会員の紹介挨拶と和やかに宴が進み、最後は遠き当時を偲び、肩組み校歌、逍遙歌を斉唱し散会した。

 さて、総会や懇親会を挙行する際にその裏方である実行委員諸氏が常に頭を悩まし腐心する のが、如何にして総会(懇親会)をユニークなものに仕上げ、遠来で相応の費用をご負担いただく 参加者の皆さんに楽しく、有益なものとし、そして結果として同窓会の意義を如何に際立たせるか、である。

 今回千葉支部第3回の総会は、実行委員諸氏が鳩首検討し、拾数度にわたる会議、検討会の結果、1. 楽しく、2. 役に立ち、3.記憶に残る を総会のコンセプトに据え、下記の3点を中心に企画、催行する事となった。いわば今回の同窓会千葉支部総会の目玉商品3点セットである。

   1.講演会 「介護保険の光と影」 ―講師 井本義孝氏(S34商英卒)

 長年に亘りこの分野で活躍され、現在も介護の現場に身をおかれ且つ大学の非常勤講師として講演活動などにも精を出される井本義孝氏を講師に迎え、現在、社会問題化している介護保険の裏面を鋭くえぐり、今後の課題、問題点などが同氏独自の観点から浮き彫りにされた。有る参加者から「時宜に叶った講演で, 目前の親の介護の参考となった」とのコメントが寄せられた。筆者もそうであるが、同窓の皆さんも既にご家族の介護に携わっている方、そうでなくとも、遅かれ早かれ間違いなく、我々自身が世話になるであろう、介護保険の問題は今後も注目に値する。こうした社会的意義のある情報をタイミングよく提供するのも同窓会の役割でもある=役に立つ

   2.楽器演奏 (キーボード、アルトサックス演奏)

 趣味で始められた藤井由郎氏(S34米英)と吉村和氏(S42米英)が懇親会の余興として日ごろの研鑽の結果を披露され、華やいだ会場の雰囲気を盛り上げ拍手喝采を受けた。ピアノ、サックス、マリンバとボーカルの4名からなる美女プロバンド“Smile Note”による懐かしい10曲のアンサンブル演奏そして最後にそのバンド“との共演による校歌、逍遥歌は伴奏の効果絶大で肩組み歌ったその歌声も一段と張りのあるものとなった。同窓会ならではの余興には楽器演奏のみならず、次回からはコーラス、詩吟や空手の演舞、など昔サークルで活躍された方々の出番も期待される。=楽しい

   3.映像記録 及び 写真入り総会資料冊子の作成

 今回は是非こうした楽しく、有意義な総会を記録に残す目的で開会から閉会までの
要所を1時間半のDVDに収録、ご希望の方に(有償ではあるが)配布した。希望者は
実に40名を越えた。併せて、現在の母校の変貌振り、千葉支部の活動やイベントの
流れを目で追えるべく、画像をふんだんに取り入れた総会冊子も作成、参加者に配布、お持ち帰り頂いた。斬新な試みとしてこれら映像+プリントが参加者に新たな総会の一面を楽しい記憶として保存される事であろう、=記憶に残る

 同窓会って何だろう? 同窓会の意義は? ・・しばしば自問する疑問でもある。この問いに絶対的な正解を求めるのは無理であろう、何故ならば今や数万人にも上る同窓生が異なる社会環境下に存在し、夫々の年代で個性と価値観を個別に持つ事を強いられて居るからである。しかし、限定的ではあるが、同窓会には貴重な存在意義があることも事実である。人は人を求めて集う。家庭、親戚、自治会、会社、趣味のサークル、などなど。同窓会はその延長線上に毅然と位置し、特に第二の人生航路にいる我々には貴重な活力源と情報源となっている。遠き北方の学舎に想いをはせ、美酒片手に、校歌逍遙歌を肩組み歌えばこれに勝る活力源があろうか? 頑張ろう!同窓会。

2009年千葉支部総会1
     総会 平木篤夫挨拶 
2009年千葉支部総会2
     講演会 井本義孝
2009年千葉支部総会3
     キーボード 藤井由郎
2009年千葉支部総会4
    アルトサックス 吉村和 
2009年千葉支部総会5
       校歌斉唱 @ 
2009年千葉支部総会6
       校歌斉唱 A


2009年千葉支部総会7


実行委員長 吉田幸夫