北九州市立大学同窓会

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36米英科有志の会 北九に集う

 2014年11月9日、12名が八幡東区の北九州八幡ロイヤルホテルに集合した。当日は第64回同窓会総会・ 懇親会が小倉駅北口のリーガロイヤルホテル小倉で開催された日である。
 この会は古希を記念して第1回を小倉北区で開催して今回は7回になる。鹿児島、山口、広島、京都、岡山と続いている。 大阪から世話人代表の川北和一君、兵庫から玉田修一君、山口から谷村善彦君、菊野清一君の2名、宮崎から松本裕君、木原清君、 江川敞君の3名、福岡市から本綱荘弘君、織田信常君の2名、地元から伊森正人君、中條経義君、北山の3名である。毎度、 集いが終わると次の開催に向けて世話人の川北君が情報を集め開催地を誘導してくれるのでこの会が継続していると言って過言ではない。 一昨年、生死を彷徨うほどの大手術を克服して今回は元気を回復して総合的なお世話をいただいた。彼の行き届いた手配には一同、 感謝の気持ちでいっぱいである。
 夕刻、温泉風呂に入り疲れを解消。夕刻、ともに英語を専攻したということで、中條君が英語で歓迎のあいさつをして懇親会が始まった。 それぞれに加齢をしているが、矍鑠としてお酒もそれなりに盃が進み懐旧談に花が咲いた。宴会のリミットがあって少々心残りであったが、 歳を考えればかえってよかったかもしれない。
 この度は、地元の伊森君が中心となって二日目の日程を組んでくれた。事前に下見を入れるなど気遣は大変であったと思う。 翌朝8時にホテルを発ち、JRで小倉駅へ。
 木原君は午後の所要で一足早く宮崎へ帰ることになった。残る11名はモノレールを乗り継ぎ大学に到着。同窓会館で福田事務局長の挨拶の後、 コーヒーを頂戴して構内を見学。53年前の面影がどこかに残っているのではという淡い期待も時の経過の中で消えてしまったことに 妥協せざるを得なかった。
 大学を後にモノレールの旦過駅で下車。旦過市場の懐かしい匂いを後に銀天街を小倉駅へと急ぐ。学生時代、繁く通った喫茶店も姿を消し、 ここでも時代を感じた。小倉駅から門司港駅へ。伊森君が予約していたガイドの赤田さんの案内でレトロ地区を散策開始。関門連絡船船着き場、 上海上屋、西海岸ロード、跳ね橋、旧門司税関、大連友好記念図書館、展望台、海峡プラザ(みやげ専門店)、旧三井倶楽部、旧三井商船ビル、 旧門鉄ビル、バナナのたたき売り発祥地など視察。名物の焼カレーを注文、大正ロマンを感じた2時間ほどであった。
 さて、次回はどこになるかこれからの楽しみである。

北山清種(S36・米英)

北友会会報第111号(平成26年12月25日発行)掲載