北九州市立大学同窓会

　北九州市立大学吟詠部OB会総会・懇親会が平成28年 10月22日、リーガロイヤルホテル小倉で開催されました。 今年は同窓会本部の大学創立70周年記念行事への参加 に合わせての開催となりました。
　今年の総会・懇親会は清家幸三さん（S46・経済）の提案 で、北方キャンパス・ひびきのキャンパスの見学会を行い ました。水野脩さん（S42・商）をはじめ９人が参加しまし た。北方ではまず、懐かしい学食で昼食を囲み、学内散策 と今年４月に開館した新図書館内部を案内して頂きまし た。昭和40年代卒のOBにとっては、設備の違い、新しい勉 学環境に驚きを感じるとともに昔の学生時代を思い出し ていました。また、ひびきのキャンパスでは初めて見る広 大な敷地と新しい建物に目を見張り、母校の発展に驚き、 改めてその歴史を再認識しました。そして更なる発展を 願う想いに駆られました。
　午後５時からの総会・懇親会には、吟詠部創設にご尽力 頂きその後も剣武師範として部員をご指導頂いてきた渡 辺譲二先生並びに直接剣武のご指導いただいた中川國男 先生と同窓会本部・屋地公克副会長（S43・米英）も出席、総 勢38人で開催の運びとなりました。まず物故者への黙とう を捧げた。引き続き吟詠部OB会会長田中昭弘さん（S43・ 商）の挨拶のあと議題へと移り、
　�@ 来年以降は同窓会本部の総会の時期に合わせ、10月 の第４土曜日を中心に総会・懇親会の開催とするこ との提案
　�A 来年の宿泊先を北九州市立大学後援会の後援会館 を利用してささやかでも吟詠発表会開催及び学生時 代の共同生活を再体験してみようとの提案
　〈 この２点について事務局として準備を進めて行きたい と考えております。〉
　その後、渡辺先生・中川先生から吟詠部草創期並びに吟 詠部の歴史などの貴重なお話しや貴重な資料を見せて頂 くなかで吟詠部の部史編纂の声も出ており、今後の課題 となっております。引き続き最年長の前田和彦さん（S35・ 商）の乾杯の挨拶で懇親会へと移り、懐かしく酒を酌み交 わしながら楽しい時間が過ぎていきました。その中で、大 江一正さん（S46・国文）の司会で卒年ごとの吟詠発表が始 まりました。練習不足なのか忘れてしまったのか、学生時 代の様には上手くはいかないものの終始和やかな雰囲気 の中で会はいつものように盛り上がりました。閉会の挨拶 は最年少の有瀬正孝さん（S55・経済）が行い、引き続き恒 例の吟詠部名物『校歌』『逍遙歌』『部歌』『惜別の唄』『竹馬 の友』へと続き、最後に田川憲一さん（S50・英文）のエール で締め、懇親会は終了となりました。その後は各々夜の小 倉の街で二次会あるいは家路に急ぐ者と様々ではありま したが、この日の再開を喜び別れを惜しみながら来年の 再会を誓い合いながら会場を後にしました。

北友会会報第115号（平成28年12月15日発行）掲載