北九州市立大学同窓会

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48年ぶりの梶山ゼミ同窓会

 平成27年2月16日(月)梶山ゼミ第3期生(昭和42年3月卒業・ ゼミ生23人)の48年ぶりの第1回同窓会を福岡市天神・平和楼で 行った。同窓会案内状を発送したが、名簿が古い為、該当町名が ない、あて所に尋ねあたりませんとの理由で半数が返却となっ たが、23人のうち15人と連絡がとれ遠くは京都から、全員で9人 の参加者となった。現在母校の学舎は軍隊兵舎の姿はなく、小倉 の町も路面電車はなく、すっかりさま変りです。それと同様、 我々ゼミ生、当時紅顔の美青年は、頭の髪もうすくなり、顔に若 干のシワが増え、最初お会いしても別人の学友でしたが、懇親を 深めときがたつうちに、昔の学生時代のおもかげが思いだされ ました。会に先だち、恩師梶山先生への感謝と、亡くなった先生、 同期生に対しご冥福を祈り1分間の黙とうを行った。次に当時 ゼミ生の座長の吉元勝さんの音頭で乾杯となりました。
 佐賀県の条例によると、乾杯は日本酒でやる事とあり、佐賀県 のゼミ生も出席しており、日本酒で乾杯となった。ただし条例違 反でも罰則はないとの事です。ふり返ってみると、高度経済成 長、バブル崩壊、デフレ、不況等激動の時代に生き、社会で活躍出 来た裏には、母校で学んだ知識と知恵、恩師の御指導のバック ボーンがあったからです。梶山先生のモットー「仮象のヴェー ルを排して本質の深みをつく」ことを座右の銘にしています。毎 年恒例の歓迎コンパ、追い出しコンパや別府杉乃井ホテル等の ゼミ旅行と、話しに花が咲きました。古稀を過ぎての、はじめて の同窓会でしたが、これからも私達は「学舎の絆」を紡ぎ続けま す。名残り尽きない楽しいときがあっと言うまに過ぎ、来年は母 校の70周年、小倉で再会することとなり、校歌と逍遙歌を斉唱・ 散会となった。

山口坦彦(S42・商)

北友会会報第112号(平成27年7月15日発行)掲載