北九州市立大学同窓会

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関東地区 浦野平三ゼミOB有志の懇親会

 関東地区浦野ゼミOB有志による懇親会を7月6日(月)、千 代田区六番町の「番町分館」で開催した。出席者は9人で、今村弘 明氏(S45・経営)は直前に大腸癌再発による手術のため欠席と なった。当日は生憎の雨模様だったが、定刻には全員集合、約2 年ぶりの再会を喜び、お互いの元気を確かめ合う姿は昔から全 く変わらない光景であった。
 平成2年10月、恩師・浦野平三先生が「日本経営学会」出席のた め上京されたのを機に、首都圏在住のゼミ生19人が集まり、先生 ご夫妻を囲んで歓談したのがきっかけで、関東地区浦野ゼミO B会が発足した。
 ゼミ1期生の齋藤哲哉氏(S35・商)を代表に毎年のようにO B会を開催していた。当時は現役多忙の時代であったため、だん だん開催頻度が減ってしまったが、5年前に森隆範氏(S39・商) の呼び掛けとお世話により復活した。以後、この会場で開催され た浦野ゼミOB有志の懇親会は今回で3回目となる。
 会は、岩本剛志氏(S39・商)の司会で開始。先ず、平成22年4月 23日に急逝された浦野先生をはじめ、これまでに鬼籍に入られ たゼミ生たちの冥福を祈って献盃の後、料理をつまみ、酒を酌み 交しながら懇親の宴が始まった。既に仕事の第一線を退いてい る出席者たちの話題は専ら病気と健康問題が最初になるが、年 齢を重ねて体力の衰えを感じつつも、皆それぞれ克服して一様 に元気である。
 アルコールが適度にまわってくると、話題はいつしか学生時 代に遡り、サークルやゼミの話題ではゼミ生と浦野先生との私 生活の相互交流の想い出、アルバイトや就職活動でのよもやま 話、酒・飲み屋の話等々、話の種は尽きることがなかった。
 宴もたけなわ、順番に各自の近況を語ったが、皆一様に病気の話 から始まってしまう。皆それだけ年齢を重ねたということか。それで も生活態度を工夫してそれぞれが健康を維持しておられるようだ。
 久留米在住のゼミ1期生の片山圭一氏(S35・商)からの連絡 事項で、浦野先生の7回忌を平成30年4月にゼミ生有志で行い、 浦野ゼミ全体同窓会の解散会としたい。これまで浦野先生ご一 家とのパイプ役であったゼミ2期生の鞘野優氏(S36・商)が病 気(パーキンソン症候群)のため、福岡県・椎田町の自宅を引き払 い、娘さんの住む糸島市に転居した。世話役の後任に紫村博氏 (S44・経営)を指名したとのことである。最後に、この会は規模 を大きくせず、今のメンバーで今後とも続けていくことを確認 し合い、再会を約して散会した。

【出席者】(敬称略)
畦地満好(S35・商)、田中満博(S37・商)、瀬川忠義(S38・商)、藤田昌彦(S38・商)、 岩本剛志(S39・商)、森隆範(S39・商)、岸川宏(S40・商)、赤間晋治(S40・商)、児森 進作(S42・商)

児森進作(S42・商)