北九州市立大学同窓会
総会
福山支部
H27年度福山支部総会 H28年3月26日 福山労働会館「みやび」
福山支部総会・懇親会を3月26日、昨年に続き福山労
働会館「みやび」で開催した。本部から蔵園徹幹事、小倉
支部から2人、広島支部から1人、岡山県支部から8人
(特に山田克惟副支部長は早朝より津山から津山線、新
幹線を乗り継いで遠路お越しいただき、頭が下がる思
いであった)、兵庫支部から3人、計15人の参加をいただ
いた(氏名、卒業年度等は最後に表記)。岡山県支部との
交流が更に大きな支部交流へと少しずつ広がりをみせ
ているのを感じている。
今回は先輩の住友林業会長・矢野龍氏の特別講演を
企画したので多くの支部会員に参加していただけると
思っていたが、支部総会・懇親会が年度の最後の土曜日
開催となり、官公庁や学校の転勤時期と重なり、また、各
種団体の役員を務めている会員の行事とも重複し、従
来参加してもらっている会員に欠席が多く、福山支部の
参加者が11人しかなかったのは大変残念であった。とり
わけ、若年会員の参加を期待して講演を企画したが、参
加者皆無で改めて同窓会活動の人集めの難しさを痛感
した次第である。
総会は清水久美子副支部長の司会で始まり、校歌を
斉唱、支部長挨拶、来賓紹介後、来賓を代表して蔵園幹
事に挨拶をいただいた。主に大学創設70周年記念事業
への支援募金の協力の要請の説明をしてもらった。議
事に入り、平成27年度活動報告、会計報告と監査報告が
あり、平成28年度の活動計画の説明をし、議案はいずれ
も承認された。
特別講演の演題は「住友林業グループ事業紹介」。講
師の紹介は、学生時代、同じESS部の後輩で、矢野会長の
招聘に尽力していただいた沖田康尚広島支部長にお願
いした。
事業紹介の前に、学生時代の思い出、満州からの引き
上げ時の苦労話、長男として亡くなられたご尊父の代
わりをし、家族を守った苦労話などをされる。こうした
苦労が住友林業に入社後の土台になったものと感じて
いる。
パソコンによるスライド画像で事業内容を見る。住友
林業の創業は1691年愛媛県新居浜市の別子銅山の開坑
に始まる。住友の祖である住友政友が商人の心得を説い
た「文殊院旨意書」の冒頭文に「商売は言うまでもない
が、すべてのことについて励むように」と訓示している。
これが社風として今日まで住友林業に脈々と続いてい
る。一口に言って、「木に関わる事業を地球規模で展開し
ている」325年も続いてきた老舗企業と言えるであろう。
講演の後、倉橋憲子副支部長の司会で懇親会に移る。
開宴の挨拶を萱原千恵子前副支部長にしてもらい、陶
山詔夫幹事の音頭で乾杯し、懇親の宴が始まる。直接、
矢野会長と話をしたい会員がいたが、開宴後すぐ社用
のため退席され、会員との交流ができなかったのはとて
も残念であった。
他支部との交流のおかげで53年ぶりに同級生に会え
たという話も出た。支部交流の広がりのお陰であった。
瞬く間に楽しい2時間が過ぎ、竹鶴康夫会計の閉宴の
挨拶後、逍遙歌を歌い、来年の再会を誓い解散した。つ
かの間の楽しい集いであった。
〔参加者〕(敬称略)
矢野龍(S38・米英 住友林業会長)、蔵園徹(S62・法/H26・院)▽小倉支部
進昭紘(S40・商)、中川八重香(S44・中国)▽広島支部 沖田康尚(S40・
米英)▽岡山県支部 中西好昭(S47・経営)、小野鶴太郎(S44・商)、繁定健
三(S41・商)、岡辺又一(S45・経営)、山田克惟(S43・米英)、中山雅晴(S59・
経営)、吉崎芳子(S51・米英)、古城健司(S58・経済)▽兵庫支部 永翁正臣
(S41・商)、後藤公一(S38・商)、二宮慶次郎(S38・米英)▽福山支部 倉橋
憲子(S51・国文)、三ッ石義明(S37・米英)、中本裕二(S57・米英)、徳永光彦
(S59・経営)、占部純郎(S45・米英)、竹鶴康夫(S58・商)、清水久美子(S 51・
国文)、萱原千恵子(S36・米英)、陶山詔夫(S45・経済)、開原算彦(S44・中
国)、田中捷次(S40・米英)
福山支部長 田中捷次(S40・米英)
北友会会報第114号(平成28年7月15日発行)掲載