北九州市立大学同窓会

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総会

福岡支部

H29年度福岡支部総会 29年10月21日 天神スカイホール

 2017年度の福岡支部のつどい(総会・特別講演・懇親会) が、福岡市中央区の天神スカイホールで、卒業生、現役学 生と来賓含め103人が参加して開かれた。総会では活動報 告、会計・監査報告、支部役員体制の紹介などがあり、拍手 で承認された。
 このあと高校国語科教諭として40年間教鞭をとった中 西町子さん(S47・国文)が「心を伝える"声"が生み出す力」 の題で特別講演。中西さんは高校で国語を教える傍ら九 州大学大学院教育学部修士課程を修了するなど更に勉 学に励み、現在は放送研究会OBの経験を活かし、電話応 対コンクールの審査、朗読ボランティアとして活躍中。
 講演では、まず中西さんの指導で、参加者全員が腹式の 発声練習。次いで具体例を挙げながら「感情を伝える力、 感情をくみ取る力を伸ばし、相手に心を寄り添わせて話 すことが大切」と強調した。
 懇親会は、中元順一実行委員長(S41・中国)の開会挨拶、 岩崎六雄支部長(S46・経営)、来賓の松尾太加志学長、善 正善同窓会会長(S47・経営)の挨拶のあと、藤井健一さん (S26・米英)の乾杯の音頭でスタート。
 初参加の保険会社勤務、金子美緒さん(H26・経営情報) と麻生菜月さん(H28・法律)は「とても温かい雰囲気」と すっかり打ち解けた様子。関東の産業用ロボットメーカー に就職決定、福岡の営業所で勤務予定の中本悠太さん(現 役4年・経済)は「雑談の中で、先輩から『君の会社のシス テム、うちの社で使っているよ』と聞かされ、同窓人脈の幅 広さ、すごさを知りました」と驚いていた。
 恒例のアトラクションでは、応援団・チアリーダー部の 気合あふれる演舞に会場から大きな拍手が沸いた。初参 加、現役学生の紹介に続くお楽しみ景品抽選会では、さま ざまな豪華景品が用意され、当選者は大喜び。ちなみに前 述の金子さん、麻生さんにはそれぞれホテルオークラ福 岡のペアディナー券、展覧会ペアチケットが当たった。
 フィナーレの逍遙歌と校歌斉唱では参加者全員が円陣 を組み、母校のキャンパス生活を懐かしみながら声高ら かに歌い上げた。
 なお、つどいの間に九州北部豪雨被災者への支援募金 が行われ、参加者から3万1,471円の浄財が集まった。日赤 を通じ、全額を現地の被災者に贈った。

幹事 河内信行(S48・国文)

北友会会報第117号(平成29年12月15日発行)掲載