北九州市立大学同窓会
評議会
令和元年度 第1回評議会
同窓会の令和元年度第1回評議会が6月1日(土)、北九州市小倉南区の母校北方キャンパスで開かれ、全国の48支部から評議員54人(代理を含む、定数60)が出席した。司会は本部の実藤康文幹事(組織対策担当/H21・経済)が務め、開会に先立ち前回の評議会以降の物故会員に黙とうをささげた。続いて出席者全員が起立して校歌を斉唱し、議事に入った。
会議の冒頭、挨拶に立った善正善会長(S47・経営)は、「5年後、10年後の同窓会活動の維持に危機感をもっているが、各支部長の努力により同窓会活動への若者や女性の参加促進により少しずつ活性化している。同窓生の少人数での集まりが大きくなり、さらに各支部での総会に集うようになるのが理想である。女性や若者の同窓会に対する考え方にはギャップがあるが、各地域で色々と工夫した事業を行っていただいている。また、同窓会の財政面をみると、収入は七千数百万円で推移する一方、同窓会会員は毎年1,500人ずつ増加し、会報発行にかかる経費も増え続ける。会報も必要とは思うが、今後、ICTの活用についても考えていくことが必要となっている。最後に、2021年1月には、同窓会創立70周年を迎えるにあたり、来年(令和2年11月15日)に70周年記念総会・懇親会を開催する」と挨拶した。
続いて、昨年10月の評議会以降に就任した評議員及び本部役員を鈴木雅子幹事長(S52・経済)が紹介したあと、議長団選出に移り、議長に北山一彦評議員(中津支部支部長/S44・商)、副議長に開原算彦評議員(福山支部支部長/S44・中国)が選出され、議題に沿って議事が進行した。
【議決・承認議案】
◆平成30年度の歩みを振り返って(活動の総括)
鈴木幹事長が、平成30年度に掲げた運営・活動方針と主要事業項目のうち「特記すべき活動」について説明した。特記すべき動きとして、
・ 学生の学外活動を支援する「チャレンジGOGO」をスタートさせたこと
・ 魅力あるHPとするための見直しに着手したこと
・ 「女性の会」が新たに6支部、「若者の会」が3支部発足したこと
・ 「『若者の会』全国支部役員の集い」を初めて開催したこと
などを上げた。提案どおり承認された。
◆平成30年度の決算(案)および監査報告
江口卓男事務局長(S48・米英)が、平成30年度の決算報告書の財務諸表に基づき、収入および支出の特徴や財務の全体状況について説明した。引き続き監査担当の八尋重治監査(S45・経営)が監査結果の報告書を読み上げた。これらの報告について、提案どおり承認された。
◆令和元年度の運営・活動方針(案)および主要事業項目(案)
令和元年度に掲げる7項目の運営・活動方針および主要事業項目について、鈴木幹事長が詳細な説明を行なった。来年度からスタートする第三次長期構想について、第一次及び第二次長期構想の合言葉である「楽しい同窓会」「役に立つ同窓会」「未来志向」は、踏襲していきたいと
説明した。
質疑では、会報送付方法の見直し等に対する意見などが出されたが、原案どおり承認された。
◆令和元年度の予算(案)
予算案資料に基づき鈴木幹事長が、令和元年度の収入、支出の見通しなどについて説明した。消費税率アップによる影響や耐震化工事の経費を見込んだことから、収入に対して支出が上回る単年度赤字を見込んでおり、今後も経常的な経費増が見込まれることから様々な観点
からの経費削減を検討する必要があるとした。
質疑では、会費収入の減少などについてあったが、原案どおり承認された。
◆同窓会会則の改定について
会則のうち表彰規程の改定について、表彰審査委員会の平岡三光委員長(福岡県南支部支部長/S40・米英)から検討経過が報告され、名誉教授への表彰は削除すること、また会則及び表彰規定の改正について、会則等検討委員会の岩崎委員長(福岡支部支部長/S46・経営)から検討経過が報告され、表彰規程の改正と旅費支給による細則についての検討経過が報告された。
この報告を受けて議決をおこなった結果、提案どおり承認された。
【報告議題】
◆「第69回総会・懇親会」について
江口事務局長が、「第69回総会・懇親会」の日程について報告し、積極的な参加を呼びかけた。
◆北友会会報について
屋地公克副会長(S43・米英)から、会報の送付等の見直しについて説明をおこなった。
◆事務局職員の就業に関する細則の改正について
鈴木幹事長が同窓会事務局職員の就業に関する細則の一部改正の説明をおこなった。
北友会会報第120号(令和元年7月15日発行)掲載