北九州市立大学同窓会

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評議会

平成25年度 第2回評議会

会長諮問委員会答申等について執行部の考えを承認

 平成25年度の第2回評議会が10月26日(土)、北九州市小倉北 区のリーガロイヤルホテル小倉で開催され、全国48支部から55 人(女性2人)の評議員が出席した。会員数が1,000人を超えた広 島支部と大分支部は今回から評議員数が2人となったため、総 評議員数は前回までの56人から58人になった。
 藤本典宣副会長(総務・企画担当/S37・米英、S39・商) の開会 のことば、全員が起立しての校歌斉唱に続いて、田村允雄会長 (S42・商)から以下のような挨拶《要旨》があった。
 《昨年夏から立ち上げた3つの会長諮問委員会には、支部長あ るいは専任評議員から15人の方々が支部委嘱委員として本部で の会議に随時、出席され、検討・論議を重ね、8月末までに相次い で答申をいただきました。支部委嘱委員の方々の、この間の真摯 な論議とご苦労に、あらためて敬意を表するとともに、お礼を申 し上げます。この答申作業と並行して同窓会が初めて行った全 学規模での「学生アンケート」からは、非常に参考になる分析 データを得ることができました。これを含めた執行部の今後の 進め方についての考えや姿勢が、本日の評議会の中心的な論議 になると考えます。執行部は、引き続き「改革」などを推し進めて いく姿勢は不動です。このうえで、3つの諮問委員会の提言や 「学生アンケート」の分析データなどを同窓会の「前進」や「発展」 の糧にして、同窓会の「新しい時代」を築く努力が執行部に求め られています。その意味で、本日の評議会がその「船出」の日でも あると思います。ぜひ評議員の皆さんから活発な意見などを出 していただき、本日の評議会がこれからの同窓会のさらなる発 展に向けて大きな節目になることを期待します》
 この後、5月の第1回評議会以降に就任した評議員4人と本 部役員1人を奥村英行幹事長(S46・国文)が紹介した。続いて議長団選出に移り、議 長に天羽紀夫評議員(岡山県支部長/S38・商)、副議長に脇田祐 喜評議員(熊本支部長/S46・英文)が選出され、議題に沿って議 事が進行した。

【議題】
上半期の活動・予算執行状況について
■1.平成25年度上半期事業報告・主な活動報告

■2.平成25年度上半期予算執行状況
 奥村幹事長が学生アンケートの実施、会報108号の発行、 HPの改善、北九州市制50周年記念事業への参画など上半 期の主な事業活動について報告した。続いて鞘野優副会長 (財務・会計担当/S36・商)が上半期の予算執行状況につ いて資料を基に説明し、いずれも拍手で承認された。

■3.会長諮問委員会の答申および「学生アンケート」の結果に ついて
 奥村幹事長が8月末に答申された「会則等検討委員会」 と「構想・計画の評価検討プロジェクト」の答申書の内容に ついて報告し、続いて花房昭一幹事(総務・企画/S45・商) が「学生アンケート」の結果について資料やグラフを基に 詳しく説明を行った。

本部・支部が“協働”しての「総論議」「総参加」を確認
■4.会長諮問委員会の答申などに関する執行部の考えについて
 田村会長が前記2つの答申と2月末に提出された「同窓 会会費徴収および使途検討委員会」からの答申に加え、「学 生アンケート」の結果なども踏まえて、今後執行部(本部役 員会)としてどのような方針や姿勢で臨むかについての 「執行部の考え」を述べて承認を求めた。
 田村会長は説明の中で、3つの諮問委員会が同時進行し たのは前例がないことであり、問題意識が共有された答申 の内容、さらに支部と本部の“協働”作業によって成案を見 た答申の重み、1,000人を超す学生から得た、同窓会の活動 史に特記される初の「学生アンケート」の重要性などを述 べ、54,000人もの会員を有する同窓会組織の中で「いま同 窓会が抱えている課題は何か」「課題を解決するためには どんな方法(提言)があるのか」などを多くの会員が理解 し、意識の「共有化」を図らねばならないことを強調した。 さらに今後の対応として、執行部は広範多岐にわたる諮問 委員会の提言や「学生アンケート」の分析データなどを諸 施策に反映させるための作業に取りかかるが、提言の大半 は日々の同窓会活動に直接、間接に関わるものばかりであ り、提言の具体化にあたっては同窓会本部と各支部が“協 働”して取り組まねばならない。そのためには同窓会組織 を挙げて「総論議」「総参加」の実践を期待するものであり、 同窓会活動のより一層の活性化に向けた機運の醸成を 図ってほしいと結んだ。
 この執行部提案に対し、評議員から「学生会員へのアプ ローチ強化」や「学生支援のあり方の見直し」「支部活動へ の支援体制の強化」など、力強い要望・意見が出され、提案 が大きな拍手で承認された。

【報告事項】
■@平成25年度表彰審査委員会の報告について
A「北九州マラソン2014」への参画について
 B大学キャリアセンターの「OB・OG等による合同企業就職面 談会」への協力について

 @については、表彰審査委員会委員長の平岡三光評議員 (福岡県南支部長/S40・米英)が9月13日に行った平成25 年度の功労者表彰の審査会議および結果について報告し た。今回は特別会員(名誉教授)2人、支部役員16人の合計18 人の表彰推薦があり、委員会では同窓会表彰規定および同 規定で定めた表彰審査基準に照らし合わせて慎重に審査し た結果、全員一致で被推薦者全員の表彰を決定し、同窓会会 長に答申した。本部役員会は答申通り18人の功労者表彰を 承認し、第63回総会で表彰される運びになっていると報告 した。
 Aの「北九州マラソン2014」は北九州市制50周年記念 事業のフィナーレとして、平成26年2月9日(日)に開催さ れる一大イベントに北九州市立大学同窓会として参画する もので、フルマラソンとペアマラソンに参加する同窓生に は参加料の半額負担やTシャツ提供などの支援を行うとと もに、コースの沿道で同窓会の幟や旗で応援し、大いにイベ ントを盛り上げようという企画。これについて組織対策担 当の早水弘明副会長(S39・商)と藏園徹幹事(S62・法)が実 施要領などを詳しく説明した。
 Bについては福田信夫事務局長(兼広報・情報/S44・経 営)が、北九州市立大学の井村亮一事務局長から田村会長宛 ての「OB・OG等による合同企業就職面談会」開催への協力 依頼の文書を基に報告した。
 これは大学の就職支援室が中心となって、まだ就職が内 定していない4年生の学生を対象に、同窓会会員である OB・OGらに働き掛けて、1人でも多くの学生を採用しても らおうという初めての取り組み。今後、既卒会員のネット ワークを活用して学生会員の就職支援を強化していこうと いう同窓会の方針とも合致するため、積極的に協力するこ とになり、各方面に協力を呼び掛けている旨を説明した。  上記の3つの報告事項については特段の質問・意見もなく、一 括して拍手で了承された。
 議長団は、以上の予定された議題以外について、評議員から発 言の申し出がないことを確認したうえで退任し、平成25年度第2 回評議会は閉会した。
 この後、平成26年5月の会長改選に向けて平成25年度会長選 考委員会の委員選出を行うため、全国の支部を6ブロックに分 けて選考委員の選出を行い、散会した。

北友会会報第109号(平成25年12月15日発行)掲載