北九州市立大学同窓会

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評議会

平成28年度 第2回評議会

 同窓会の平成28年度第2回評議会が10月22日(土)、北 九州市小倉北区のリーガロイヤルホテル小倉で開かれ、 全国の48支部から評議員56人(うち女性4人)が出席し た。本部の実藤康文幹事(組織対策/H21・経済)が司会 を務め、開会に先立って前回評議会以降の物故会員に 黙とうをささげた。続いて恒例の校歌斉唱の後、議事に 移った。
 冒頭、挨拶に立った善正善会長(S47・経営)は、大学創 立70周年記念事業の「支援募金」への各支部の協力に対 する感謝を述べ、「最終ステージの残り半年間について も引き続きご協力をお願いしたい」と改めて協力を呼び かけた。
 今年5月以降に就任した評議員と本部役員を鈴木雅子 幹事長(S52・経済)が紹介した後、議長団を選出。議長に中 西好昭評議員(岡山県支部長/S47・経営)、副議長に佐田 正博評議員(静岡支部長/S48・経営)が選出され、議題に 沿って議事が進行した。

【報告事項】

1 平成28年度上半期事業報告及び活動報告
2 平成28年度上半期予算の執行状況
   鈴木幹事長が4月以降の活動内容について報告 し、福田信夫事務局長(S44・経営)が上半期の予算執 行状況について資料をもとに説明し、ともに拍手で了 承された。
3 平成28年度功労者表彰の審査結果
   平岡三光評議員(福岡県南支部長/S40・米英)が審 議結果を報告した。本年度は本部役員2人、特別会員4 人、支部役員19人が表彰対象者となった。
4 大学創立70周年記念事業への支援活動の経過
   鈴木幹事長が、6月以降の支援募金活動の経過など を説明。併せて最終ステージの取り組み計画などにつ いて報告した。
5 奨学金制度の見直し
   野田栄市副会長(総務・企画/S47・中国)が、役員会や 前回評議会で、
@在籍数は日本人学生が多いにもかかわらず、奨学金 の受給者は圧倒的に留学生が多く、バランスを欠いて いる。A奨学金受給生が同窓会に感謝し、同窓会活動に 参加するような方策を考えるべきだ。B給付型から貸 与型に変更してはどうか……。
など、さまざまな意見が出たのを受け、学生支援事業検 討委員会と奨学金運営員会の合同会議で、それらの検 討を進めていると中間報告した。
6 熊本支部との交流及び熊本地震視察
   屋地公克副会長(広報・情報/S43・米英)が9月9日 に井上俊夫熊本支部長(S47・英文)、奥村英行・前本部 幹事長(S46・国文)の案内で被災地を回って見た現実、 井上支部長が取り組まれた支部会員の安否確認の実 際を報告。井上支部長が被災地に生きる苦悩、災害への 備えなどを丁寧に説明された後、支部会員の宮部妙美 さん(S54・英文)から「熊本地震の被災者の支援の一端 になれば」と無償提供された「スミス妙美」の筆名による 小説「パラオからの手紙」200冊を販売、売上金を全額、 被災者に贈るので協力を、と呼びかけた。
7 第66回総会・懇親会について
   福田事務局長が総会・懇親会の次第を説明した。
   その他の項目で、評議員からは「奨学金の見直しに合 わせて、学生への同窓会のアピールが必要だ」「卒業式 後の祝賀会で、卒業生と同窓会各支部との出会いの場 を設けることはできないか」「学生と同窓生との接点を 持つために、例えば体育会サークルが地方で試合をす る場合、その情報を該当する支部に提供してもらえれ ば、応援などで交流を図ることができる」「会報に掲載 している各支部の懇親会情報のうち関東支部の会費に 誤りがある。校正は丁寧にしてもらいたい」「九州六大 学野球リーグ秋季大会で優勝した野球部の礼儀正しさ は群を抜いており、同窓生としても誇りに思う」などの 意見などが出された。
 議長団は、他に評議員から発言の申し出がないことを 確認して退任、平成28年度第2回評議会は閉会した。

支援募金同窓会実行委員会
第4回全体会議・支部地区別募金部会開催
 評議会終了後、同じ会場で支援募金同窓会実行委員会 第4回全体会議が開催され、冒頭、大学の吉永高俊事務局 長から、全国各支部からの支援募金活動への協力に対し 感謝とこれからの一層の協力依頼について要請があっ た。続いて、支部地区別募金部会はそれぞれ、会場を移し て、各部会ごとに分かれ、各支部の特徴的な支援募金活動 について情報交換と意見交換をした。

北友会会報第115号(平成28年12月15日発行)掲載