北九州市立大学同窓会

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評議会

令和2年度 第1回評議会

 同窓会の令和元度第1回評議会は、5月30日(土)、北九州市小倉南区の北九州市立大学北方で開催する予定であったが、新型コロナウイルス感染が全国的に拡大する中、全国48支部から評議員約60人が一堂に会することを断念し、書面での審議に切り替えた。
 その結果、議決・承認を要する議案6件はすべて全員賛成により可決・承認された。

【議決・承認議案】
◆令和元年度の歩みを振り返って(活動の総括)
 同窓会が創立されて70年近くになり、同窓生は6万人を超える中、持続可能な同窓会活動を維持・発展させていくため、令和元年度は様々なチャレンジをしました。
 同窓会への意識の希薄化の中、同窓会の原点である“楽しい”と老若男女が感じられる活動としていくため、「全国女性役員の会」に加えて2回目となる「全国若者の会」を開催し、魅力のある活動の在り方について、意見交換を行いました。
 また、在学中から同窓会を身近な存在と感じてもらえる取り組みとして、様々な学外活動を行う学生を支援する「チャレンジGOGO」を引き続き実施するとともに、10月に開催した「第69回同窓会総会・懇親会」には、多数の現役学生が会の運営・進行補助を務め、OB・OGとの交流を図りました。
 さらに、令和2年11月に同窓会創立70周年を祝う総会・懇親会を開催するとともに記念事業も検討しており、これを一つの契機として多くの同窓生が集い、同窓会を身近に感じる機会となるよう準備を進めています。
 これらの取り組み成果を踏まえつつ、財政の安定的な運営を確保しながら、次年度の活動に繋げていきたいと考えています。

T  同窓会組織の強化、同窓会活動の充実・活性化
 秋に開催する「総会・懇親会」に合わせて、サークル OB会、ゼミOB会、卒年の会を開催する動きも定着 しつつあります。
 また、各支部では新たに2支部(香川・山口)で「女性 の会」が、「若者の会」への助成制度を活用し、1支部 (熊本)で「若者の会」がそれぞれ発足しました。
 各支部では、支部の自主的活動事業助成制度を活用し、前年度に比べて2件多い7件の工夫を凝らした事 業が実施されました。
U 情報発信の在り方の検討・見直し
  ホームページをリニューアルし、各支部行事などを 見やすくするとともに、学生が必要とする情報(奨学金 や褒賞金制度等)へのアプローチがしやすいスタイル に変更しました。
 会報については、会費未納者へは令和2年度から送付中止する旨を通知するとともに、紙媒体による送付を希望しない会員の把握にも取り組みました。
 また、若年層への情報発信を強化するため、Facebookに加え、LINE及びメールマガジンによる情報発信を開始しました。
V  学生の同窓会に対する認知度向上のための取り組み
  学生支援の見直しを考えるにあたり、公認サークルへの褒賞金制度について、その在り方について検討を行ったほか、学生の学外活動への支援制度「チャレンジGOGO」を昨年度に続き実施し、6件のプロジェクトに支援をしました。
 さらに、同窓会活動への学生の参加促進の観点から、秋に開催した「総会・懇親会」では、運営・進行補助として多数の現役学生が参加し、OB・OGとの交流を行いました。
W 財政安定化に向けた取り組みの推進
  毎年1,500人を上回る会員が増加する中、安定的な同窓会活動を持続していくために、会報については紙質の見直しとともに、会費未納者へ送付中止を通知するとともに、併せて会費の納付促進を行いました。
 また、評議会の開催会場を見直し(ホテルから大学教室へ変更)や旅費規程の改定等により、経費の削減を行いました。
X 第三次長期構想の策定
  第二次長期構想(平成26〜31年度)が終了することから、次期長期構想策定に向けて、支部及び本部の代表者による検討委員会を立ち上げ、現在の取り組みの評価を行うとともに、次期構想で取り組む事項を議論しました。
Y  同窓会の法人化に向けた取り組みの推進
  令和3年4月に「一般社団法人」への移行にむけて、各支部長等が出席する評議会で、法人化の必要性やメリットなどを説明するとともに、専門家のアドバイスを受けながら定款や関係規程の策定を進めました。
Z 大学や後援会との関係強化
  大学や後援会と情報交換などを行い、それぞれの事業内容などを確認するとともに、魅力ある大学づくりのため、三者が協力していくことを確認しました。

 

北友会会報第122号(令和2年7月15日発行)掲載