北九州市立大学同窓会
総会
中間・遠賀支部
中間・遠賀支部総会 2009年11月28日 八仙閣・中間店
平成21年度、支部総会・特別講演・懇親会が11月28日(土)、八仙閣・中間店で開催され、15人が出席した。午後5時30分から総会、藤本典宣副支部長の司会で開き、校歌斉唱、西谷侃治支部長の挨拶、来賓紹介・挨拶、加藤正己同窓会本部幹事長、山本照美同窓会本部幹事、木村健一八幡支部副支部長。
総会議案、平成20年度事業(会務)報告(西谷支部長)。平成20年度会計報告及び監査報告(樺山和幸会計)。同窓会本部の活動報告等(加藤正己幹事長)。
支部規約の一部改正及び役員の改選。
新支部長に岸野利之氏を推薦、承認された。
議案審議はスムーズに進行し、満場一致で、承認された。
特別講演、午後6時から1時間、古代学者、元宮崎公立大学教授奥野正男氏による、演題「古代の遠賀湾」。遠賀という地名は、神話、伝承上の問題に属するが、「古事記」「日本書紀」「先代旧事本紀」などに神武東征途中の駐留地としてみえている。
遠賀地方のもっとも古い地名表記の「岡(をか)」「塢舸(をか)」「崗(をか)」の語源は、その地形に由来する。ヲは高い所、カは処で「岡」「丘」の意である。その後、「続日本紀」が「遠珂(をか)」、「延喜式」が「遠賀(をか)」というように文字が変化している。室町時代初期までは「ヲカ」と呼ばれていたようである。「オンガ」と読むようになったのは、寛文4年(1664年)以降といわれている。遠賀湾とその周辺を多岐にわたり、先生の魅力ある話術に引きこまれ、久し振りに、大学の講義
を思い出しました。(拍手……!!)
懇親会は午後7時15分から同会場で開会。木村健一八幡支部副支部長の祝辞・乾杯開宴。奥野先生もご一緒して頂き、美しい料理、美酒を味わいながら、歓談に移った。
学生時代の思い出話し、部活動、近況等に花が咲き、旧交を温めながら、佳境に入っていった。続いて、全員輪になり、肩を組んで逍遥歌を放歌高吟した。締めは梶野芳男副支部長の閉宴のことば、万歳三唱でお開きとなった。非常に充実した同窓会総会・特別講演・懇親会でした。再会を約して散会しました。
藤本典宣(S37・米英/S39・商)