北九州市立大学同窓会

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総会

中間・遠賀支部

2010年度中間・遠賀支部総会 22年11月12日 料亭喜久

  平成22年度、支部総会・特別講演・懇親会が11月12日(金)料亭「喜久」遠賀町JR遠賀川駅前で開催され、21人が出席した。
 午後6時から総会、大串一弘幹事長の司会で開き、校歌斉唱、岸野利之支部長の挨拶、議長藤本典宣副支部長の総会議案審議、平成21年度事業(会務)報告(岸野利之支部長)。平成21年度会計報告及び監査報告(樺山和幸会計)。平成22年度支部一部改選(案)について(岸野利之支部長)。同窓会本部の活動報告について(藤本典宣本部副会長)。議案審議はスムーズに進行し、満場一致で承認された。
 特別講演、午後6時30分から、元九州工業大学教授原田統之介氏による、演題「遠賀の歴史・あれこれ」。松本久蔭、寛政11年〜嘉永2年(1799年〜1849年)、広渡村の神職にして老良神社及び立屋敷保食、八剱神社の祝(はふり)を兼ねる。川筋の灌漑用水の経営、農政に関する深い洞察を示している。
 保食宮の神託により寛文10年(1670年)、立屋敷村の百姓が、鯨油使用の先鞭をつけたと主張する。続いて享保17年(1732年)の大蝗害・大飢饉について詳しく述べ、更に寛政4年(1792年)の大蝗害に至り、鯨油使用について詳しく説明している。……遠賀湾とその周辺を多岐にわたり、先生の魅力ある話術に引きこまれ、久し振りに大学の講義を思い出した。(拍手……!!)
 懇親会は午後7時15分から同会場で開宴、田村允雄同窓会会長の祝電披露、来賓紹介、早水弘明(本部副会長)、寺崎政勝(本部監査)、井田明(小倉副支部長)、野田栄市(八幡支部監査)、佐藤靖子(直方支部)。曽宮副支部長の乾杯(カンパーイ!!)。原田統之介先生もご一緒して頂き懇談。美味しい料理、美酒を味わいながら、歓談に移った。学生時代の思い出話、部活動、近況等に花が咲き、旧交を温めながら佳境に入っていった。続いて、全員輪になり、肩を組んで逍遙歌を放歌高吟した。締めは梶野芳男副支部長の閉宴のことば、万歳三唱でお開きとなった。非常に充実した同窓会総会・特別講演・懇親会でした。再会を約して散会した。
藤本典宣(S37・米英/S39・商)